2008年 3月9日 
東京都文京区 お茶の水KAKADO
『アクアマリン10周年ライブ&春の新作発表会』


今回は、3月9日御茶ノ水のライブハウス「KAKADO」で行
われた、「アクアマリン10周年ライブ&春の新作発表会」
のレポートをさせて頂きます。暖かく、花粉舞い飛ぶ日曜の
午後12時20分より、ライブが始まりました。

1.さくら(インスト曲)
この曲については、なにも解説がありませんでした。新曲
か、カヴァーか、昔の曲か、謎であります。

2.Horizon
3.All with YOU

ここで昔話。お二人アクアマリン結成前に、始めに10年
位やってみようかと考えていたそうです。

お二人の出会いは平塚でのバンドコンテストで、サチコ姐
さんはヴォーカリストとして、ミマスさんはキーボードを
担当しての参加だったとか。
ミマスさんはサチコさんの歌を聴いて声をかけ、デモテー
プをもらえないかと聞いたそうです。その後もミマスさん
はサチコさんの家に電話をして、サチコさんは「まあ、い
っか」ということで、国道134号線沿いのデニーズで再
会。
その時ミマスさんはサチコさんに「あなたみたいなタイプ
は、僕は初めてですよ」と言いつつ「僕のデモテープを送
ります」と、その時の曲がバンドの2曲とミマスさんのソ
ロ曲「僕達の星」でした。

アクアマリン結成初ライブは長野の原村。500円で6曲
入のテープを販売したそうです。その中にタイトルのない
曲があり、タイトルを公募して決まった曲が次の曲です。

4.星降る夜
5.僕達の星

サチコさん曰く、ミマスさんは昔はもっと低い声だったそ
うです。ミマスさんは「サチコ姐さんと一緒に歌うように
なって、鍛えられた」とか。

KAKADOでのライブの前日は、山梨の甲斐市でのジュニアコ
ーラス発表会にゲストとして参加。「COSMOS」の合唱を聴
いたとの事。テンポの早い遅いなど様々で楽しかったよう
でした。ただオリジナルの「COSMOS」を歌うと「少し違う
」と思われたりするそうです。

6.COSMOS
7.フォーマルハウト(新曲)
8.星屑を君に

ここで曲のタイトル付けの話。アルバムとして完成すると
自然に馴染むけど、それまではフワフワしていて、なかな
か落ち着かないとか。

レストランやバーで演奏することもあったそうです。そん
な時はカヴァー曲を中心に演奏して「こんな曲も歌ってま
す」とオリジナル曲をやったり。レストランで演奏すると
、ご飯を食べさせてもらえたりしたそうです。初めてギャ
ラをもらった時は嬉しかったとおっしゃっていました。

カヴァー曲はたいがい洋楽ですが、サチコさんは叔母さん
の影響で、英語のヒアリングを鍛えられたそうです。蓼科
のゴルフ場のコンペで呼ばれた時は、食事中のオジサンた
ちにジョン・デンバー等のカントリー曲を演奏すると、と
ても喜ばれたそうです。

9.ワンボーイ(カヴァー曲)
10.500マイルも離れて(カヴァー曲)
ミマスさんはギター、サチコさんはピアノの弾き語りです


10年たって変わったことは?

ギターもだんだん弾けるようになった。ギターは電源がな
くても演奏できる。いつかはストリートライブをやりたか
った。

その夢が叶ったのは、ペルー、クスコの広場でストリート
ライブをやったそうです。その時、現地の人に色々聞かれ
たそうですが、日本語で話してくる人がいたそうです。ど
うも変な日本語で、だれかが変な日本語を教えて行くみた
いです。

昨年の旅行の最も行きたかった場所が南米最南端のパタゴ
ニア。しかし目標を達成してしまったら何をして生きてい
けばいいか、途方にくれてしまったそうです。しかし、イ
グアスの滝を見て、まだ観ていない、すごい所がたくさん
あると、思い直したそうです。

11.パタゴニア(新曲)
ミマスさんのギターでの演奏でした。

12.アリゾナ・スカイ
ミマスさんのヴォーカル&ギター。サチコさんはコーラス
です。アルバム「星景歌集」の青色はアリゾナの空の写真
だそうです。

ここで重大発言!夏までにニューアルバムを作りたいと、
おっしゃいました。

13.銀河の光と きみの影

次の曲は新曲。サチコさんがピアノをポロポロ弾いて録音
、作詞はミマスさんです。

14.明日の空へ(新曲)
15.流星

アンコール
 Voyager

これにてライブ終了です。新曲3曲はどれも素晴らしい曲
でした。「鳥肌が立った」「胸が熱くなった」などの感想
も多数ありました。ニューアルバムへの期待が高まる、2
時間弱のライブでした。


                レポートby フライングポップコーン